今までは1/10ラジコンについてドリフト・オンロード・オフロードを紹介してきました。
いずれのラジコンも自宅から公園やサーキットなどにでかけて遊ぶことを前提としています。
今回は、そういった屋外用ラジコンではなく室内で楽しめるラジコンとして京商のミニッツを紹介していきます。
この記事では、ミニッツとは?何が売っているのか?何を買えばいいのか?いくらぐらいするのか?という初めての人が知りたい内容を紹介していきます。
ミニッツの最大のメリット3点あります。
①室内で遊べる手軽さ
②コンパクト設計で持ち運びがラク
③1/10ラジコンに比べて安い(RTRセットは25,000円程度)
こちらの3点がミニッツの最大のメリットで、しかしラジコンとしての楽しさを損なうことなく1/10ラジコンの練習用や、可愛らしい見た目でスペースをとらないコレクタブル性など様々な楽しみ方ができるラジコンです。
まず結論ですが、ミニッツを始めるなら乾電池を入れただけですぐ走行可能なレディセットで一番人気のRWD(後輪駆動)というタイプの購入をおすすめします。

京商 (Kyosho) ミニッツRWD MR-04 レディセット
ラジコンには大きくわけて3つのカテゴリーがある
ラジコンには、大きくわけて3つのカテゴリーがあります。
①セッティングと走行を突き詰める1/10 ドリフト・ツーリング/オンロードラジコン
マシンのセッティングと自分の走行を突き詰める1/10ラジコンはサーキット走行を前提としています。
始めてからが本番のように、車の知識や理解度を要求されるのが1/10ドリフト・ツーリングラジコンです。

②荒れた路面をブイブイと突き進む野ラジ オフロードラジコン
2つめは週末の公園や河川敷、はたまたキャンプというような走る場所を選ばず悪路でもブイブイと突き進むオフロードラジコン。
こちらもサイズはさまざまですが、多少の悪路面でも走行でき、シャーシも頑丈なので1/10ラジコンを始めるなら一番最初に手をつけてほしいのがオフロードラジコンです。

③室内走行・コンパクト・簡単の手軽さが売りのミニッツ
そして3つめが今回紹介するミニッツです。
ミニッツは、片手で持てるサイズで準備は電池を入れるだけ。片付けも簡単で、ちょっとした“遊びのひととき”として最適です。
その手軽さと簡単さがミニッツの最大の魅力です。
京商ミニッツ(Mini-Z)とは?初心者でもわかる概要
京商ミニッツ(Mini-Z)は、世界中で人気を誇る1/27スケールの小型ラジコンカーです。
全長10cmほどのサイズながら、駆動系やサスペンションなどの基本構造は本格的でまるでサーキット用のラジコンをそのまま小さくしたかのような作り込みが特徴です。
ミニッツはもともと「室内で本格的な走行を楽しむ」ことをコンセプトに開発されており、リビングの床や小さなカーペットスペースをサーキットに変えることができます。
これにより、ラジコン初心者でも広い場所を探さずに手軽に遊べるのが大きな利点です。
世界的に人気の1/27スケールラジコン
ミニッツは1/27スケールの電動RCカーで、手のひらサイズながら本格的な走行性能とリアルなデザインを持つラジコンとして世界中で支持されています
室内で走らせることを前提に開発された設計
手のひらサイズとして登場して、以来室内空間でも思い切り走らせられる設計で実際に多くのユーザーが室内サーキットで楽しんでいます
豊富なボディラインナップと高い完成度

京商 ミニッツ ASC MA020 トヨタ カローラレビン AE86 ホワイト/ブラック
オートスケールコレクションといって、ボディを自由に交換できます。
オートスケールコレクションはアクリルケースに入った状態で販売されているので、飾って置くだけで楽しむこともできます。
フェラーリやマクラーレンなどの精巧なボディが複数ラインナップされ、飾る楽しみと走る楽しみの両方が味わえます
ミニッツの魅力:室内ラジコンとしておすすめできる理由
小型サイズで場所を選ばない
A4サイズ程度の机でも走行可能。コース設置も簡単で、限られた空間でもしっかり楽しめます。
RTRセット(レディセット)なら組み立て不要ですぐ遊べる
ミニッツの最大のメリットは、レディセットが販売していることと、初期費用が他のラジコンに比べて安いことです。
レディセットを購入することで組み立ての難しさなく、電池を入れればすぐ走行可能に走行が可能で、入門として非常に敷居が低いです
パーツ交換やアップグレードで長く楽しめる
RWD各部品へのアップグレードも豊富で、慣れてきたらセッティングや強化にも挑戦できる構造となっています。
車に対する知識が全くない状態から始めてもステップアップできる環境がミニッツにはあります。
京商ミニッツは4種類!初心者にはRWDモデルがおすすめ
RWD(後輪駆動):初心者に最適な理由とおすすめポイント

京商ミニッツ MR04RWD シボレーコルベット C8.R レディセット
RWDは構造がシンプルで整備や扱いが簡単。
コスパが良く、ラジコンの基礎が詰まったもっとも入門用に最適なモデルです。
AWD(4WD):安定感は高いが初心者にはやや扱いにくい

京商 (Kyosho) ミニッツAWD スバル インプレッサ
AWDは安定感が優れる一方、操作の奥深さや整備の複雑さが増し、初心者には少しハードルが上がります。
一方で、AWDでは別売のコンバージョンキットを導入することでドリフト走行も可能になっています。
バギータイプ:屋外向けで室内用には不向き
ホイールや車高が高いため、室内床に合わず、ミニッツのメリットが得られないことも。
販売状況が悪いのか、今ではほとんど取り扱い中止状態になっています。
4×4 クローラータイプ:屋内外使用可能な悪路面走行モデル

京商 (Kyosho) ミニッツ4×4 レディセット トヨタ 4ランナー (ハイラックスサーフ)
こちらもバギータイプ同様で屋外でも遊べる仕様となっています。
クローラータイプなので室内走行も可能ですが、どちらかというと屋外で悪路面を走行させることを目的としたミニッツです。
ミニッツは自宅で趣味として楽しみたい人やラジコン初心者におすすめ
ミニッツは「気軽さ」「本格性」「拡張性」を兼ね備えているため、大人の趣味として長く楽しめるラジコンといえるでしょう。
ミニッツは、その特性から以下のような人にとくにおすすめです。
自宅での趣味を楽しみたい大人
外出する時間がなくても、家の中で本格ラジコンを楽しめるのは大きな魅力です。天候や広い場所に左右されず“今”遊べる安心感。
本格ラジコンに挑戦したい初心者
ミニッツは小型ながら調整やカスタムの幅が広く、ラジコンの基礎を学ぶのにぴったりです。
プロポ操作やセッティングの基礎を身につけられ、整備やチューンの基礎練習にも最適です
初期費用を抑えつつ長く遊びたい人
ミニッツはカスタム性が高いので長く遊び続けることができます。
また、他のラジコンジャンルに比べて初期投資の価値が安いので出費を抑えながら楽しむことができます。
RTRセットは1万円台後半〜2万円台前半と比較的手頃。
それでいて長期的に遊べるので、コストパフォーマンスが高いのもポイントです。
まとめ:最初の一台はミニッツRWD RTRセットから始めよう

京商 (Kyosho) ミニッツRWD MR-04 レディセット Audi R8 LMS
セット内容
RTRセットには車体・プロポ・内蔵ESC・サーボなど必要なものが一式揃っています。
RTRセット以外に必要なのは単四電池(または充電池)だけです。
「電池を入れてすぐ走る喜び」をすぐ味わえます。
初めるにあたっておすすめの乾電池
ミニッツを初めるにあたっては、乾電池が必要になります。
最初は使い捨ての乾電池などで十分だと思いますが、やり込むにあたっては使い切った乾電池が溜まりがちになってしまいます。

京商 SPEED HOUSE 800HV 単4ニッケル水素バッテリー (4pcs)
こちらは、京商のレースでも使用可能な充電対応の乾電池です。
お値段は800円程度なのでこちらから初めるのも良いと思います。
おすすめの充電器

ハイテック AA/AAAチャージャー X4 Advanced mini II ブラック
充電可能な乾電池を購入したら、あわせて充電器も購入しましょう。
こちらは、単3、単4両用の充電器です。
内部抵抗・電圧・充電量・放電量がみれる優れものです。
RTRセットと一緒に買いたい持ち運び&収納兼用バッグ
ミニッツを持ち運ぶ時はコンパクトなのでダイソーなどの百均に売っているソフトケースの筆箱にピッタリおさまります。
その他工具やパーツも筆箱やプラスチックケースなどに収納可能です。
一方で、プロポはそうはいきません。
持ち運びの衝撃などで故障してはしまって買い替えるが必要になるといったことがないように衝撃吸収が可能な専用のプロポケースを準備しましょう。

おすすめはこういった衝撃吸収力のあるプロポバッグです。
これならソフトケース入りのミニッツと一緒に入れて持ち運ぶことも可能です。
このほかの候補としてはPCケースやドローンバッグといったケースにもミニッツとプロポ、充電器と乾電池を入れて持ち運びことができます。