ドリフトラジコンの最大のネックは、初期費用として10万円近くかかってしまうことです。
今回はとにかくサーキット走行だけを目指して、コスパが良く安価でドリラジを始めるためのセットを紹介していきます。
これ以下で揃えるとまともにサーキット走行できるレベルにはならないので注意しましょう。
ドリラジを始めるにあたって必ずコストをかけるべきところはサーボとジャイロです。
コスパ重視のドリフトラジコン購入リスト
今回は、とにかくコスパ重視で価格を抑えたリストを紹介していきます。
最低限必要なスペックを備えたものを揃えているので、自分の予算に応じてカスタマイズして購入してみてください。
これよりも性能を下げたり、価格を下げてしまうとサーキットでまとに走行できるレベルにはなりません。
プロポ:フタバ 3PV(約¥15,000)

他の記事でも紹介していますが、価格を抑えるため最もコスパの良いフタバの3PVがおすすめです。

SAKURA D6(¥15,000〜¥20,000)

まずシャーシですが、2024年10月に発売されたSAKURA D6を使用します。
ECサイトでは、1.7〜2万円程度で購入可能ですが実勢価格は14800〜15800円程度で入手することができます。
次点でおすすめなのは2万円台前半で購入できるRD2.0ジャイロ付きセットです。
他にもシャーシについて詳しく知りたい方は下記の記事をご参照ください

ESC・モーターコンボセット:ジーフォース BLC50 Combo-T 13.5T(¥13,000)

こちらは、ブラシレス・ESCの入門者用決定版ともいえるコンボセットで約13,000円です。
ドリラジだけでなく、他のジャンルでも採用されるベストバリューモデルです。
ドリラジをレベルアップしていって、このESC・モーターから乗り換えたとしても他の車体に流用することもできるのでおすすめです。
サーボ:ReveD RS-ST(¥9900)

サーボはもっともスタンダードなドリフト用サーボを選択しました。
サーボは必ずドリフト専用サーボを買いましょう。
こちらのサーボはドリフト用でもっともスタンダードなもので初心者に一番おすすめできるサーボです。
ドリラジをする上で、必須なジャイロ。
ジャイロによって発生するハンチングを抑制する機能がドリフト用サーボにはついていますので、ここはしっかりとしたものをチョイスしています。
ジャイロ:YG-302 V2(¥5,500)

ジャイロに関してはコスパモデルのヨコモ製をチョイス。
コスパモデルですが必要な機能は全て揃っているのでここから始めましょう。
パッケージから開けた状態では、ジャイロ方向がリバースに設定されています。
ピンセットなどで設定をノーマルに変更しなければラジコンが走らないので注意しましょう。

バッテリー:ハイテック XPOWER 3800mAh(¥5,000)

ハイテック マリポバッテリー ラジコン RCカー ショートリポ 角型 ドリフト
こちらはラジドリのスタンダードモデルのバッテリーです。
5000円しますがこのセットで走行した場合40分は走行可能ですのでコストパフォーマンスが高いです。
充電器:ハイテック X1ポケット2

充電器はコスパモデルであるハイテックのX1 ポケット2を選択しています。
これ1台あれば全てのバッテリーの充電・放電が可能です。
ホイール(¥1000)
ホイールに関しては、オフセット等ありますが基本的には何を使ってもらっても大丈夫です
メッキ加工されたものや、塗装済みのものはもう少し値段がします。
タイヤに関しては、今回のリストからは除外しています。
通われるサーキットの指定タイヤを使用されるか、野ラジで使用するならトップラインからでているアスファルト用ドリフトタイヤを購入すればいいでしょう。
ボディ(¥3,000〜7,000)
最後に必要なのがボディです。
すでに所有しているものがあるならそちらを流用しても大丈夫です。
注意点としては、オンロード用とドリフト用ではボディの幅が違います。
ドリフト用では、ボディの全幅を200mm程度とりますが、
オンロード用ボディでは190mmとなっています。
これによって、オンロードボディを流用した場合、タイヤがボディから突き出た見た目になってしまうのでオンロード用を流用するときは注意しましょう。
タミヤ製のTT-02に適合するボディはほとんど190mm幅になっています。
パンドラRCやD-Likeといったドリフトラジコンメーカーからでているボディを使うとこの点は問題ありません。
TT-02 ドリフトコンバージョンキットはダメなの?
TT-02コンバージョンキットを使用して、ドリフト用途に変更する方法もありますがおすすめしません。
コンバージョンキット自体が1万円程度しますし、そもそもTT-02自体がドリフト用に設計されていないからです。
差額としては数千円ですが、元からドリフト用途で設計されているシャーシを使うのと、エントリーモデルのラジコンをドリフト用に変更して使うのでは大きな差が存在します。
今回はサーキット走行を前提として考えているので、サーキットでまともに走行できるものを選定しています。

ここだけの話だけど、TT-02をドリフトコンバで使用するのはとても大変だよ。
普通のシャーシに飽きてきた中・上級者さんが遊びとしてやるならいいんだけど、初心者が最初から手を出すのは少し難しいものがあるんだ。
まとめ:どれだけコストを抑えても約¥75,000は必要
今回は、とにかくコスパを求めてサーキットで走らせられるレベルを前提にドリラジを紹介してみました。
やはり、プロポと合わせて購入するとなると最低でも75,000円程度は初期費用で掛かってしまいます。
始めるにあたりもし予算がとれるのであれば、ESCを変更したり(プラス1万円程度)シャーシをRDX(プラス15000円)に変更するのもおすすめです。
