今回は、既にラジコンは始めていてドリラジを始めようと思っている方にドリラジのシャーシについて紹介していきます。
2025年1月現在発売中のドリラジのシャーシは8社から10種類販売しています。(ヨコモ社から3種類販売)
以前の記事で、初心者の方・これからラジコンを始める方に向けてドリラジのシャーシ紹介をしていますので、そういった目的で検索された方は下記の記事を参照ください

2025年最新版ドリフトラジコンシャーシ紹介
ここからは、2025年現在販売されているラジコンシャーシを紹介していきます。
シャーシについては、所有しているユーザーの数、情報量、オプションパーツ、大会出場可否の4つの観点から紹介しています。
特に抵抗がないのであれば、スタンダード車であるRDXかRD2.0を購入することをおすすめします。
ドリラジのスタンダード ReveD RDX

レーヴ ディー(Reve D) Reve D RWD ドリフトカーキット RDX
ReveD(レーヴディー)から2023年に発売されたエントリー、ミドルクラス向けのシャーシです。
セッティングが固定式でやりやすく、現在のドリラジのスタンダードシャーシとなっています。
価格 | ¥32,000 |
ユーザーの数/情報量 | 多い |
オプションパーツ | 多い |
RCDC出場 | 可能 |
ドリラジユーザーの所有率が高く、情報交換やオプションパーツも豊富です。
機能性が高く、オプションパーツも他のシャーシに比べて安いのも特徴です。
RCDCというドリラジの大会にも出場可能です。
また、RCDCだけでなくRDXシャーシ専用の大会も開催されています。
ドリラジのスタンダード車ですので、ドリラジを今から始める人にもっともおすすめできるシャーシです
リアルなドリフト走行感のD-Like LP-86

DRIFT Stage D-Like new category RC drift chassis Kit ” LP-86 “
このシャーシは、熊本のD-Likeというリアルなドリフト走行を追求するメーカーが製造しています。
価格 | ¥18,500 |
ユーザーの数/情報量 | 少ない |
オプションパーツ | 少ない |
RCDC出場 | 不可 |
リアの車軸が1本のみとなっており、ダンパーが付属していないのが特徴です。
シャーシのテーマのようにリアルなドリフトを追求していますので、他のシャーシに比べて走行能力が少し低い印象があります。
オプションパーツも少なく、情報量も少ないのでどちらかというとラジコン仲間で集まって走行させるのを楽しむ用途のシャーシです。
また、RCDCもサスペンションの構造を満たしていないので出場することができません。
どちらかというと走行する楽しさや、ロマンを追求しているシャーシです。
ヨコモ RD2.0

ヨコモ RD2.0 RWDドリフトRCカー組立キット・ジャイロ付(2024)
RD2.0はRDXと並んで、ドリラジのスタンダード車です。
価格 | ¥21,000 |
ユーザーの数/情報量 | 多い |
オプションパーツ | かなり多い(沼にハマるレベル) |
RCDC出場 | 可能 |
ドリラジを一般的にした立役者ともいうべきシャーシで、所持ユーザー・情報量も非常に多いです。
RDXの次にユーザーが所有している印象があります。
オプションパーツが非常に多く、キチンと判別できないと迷宮入りするほどオプションが多いのでカスタマイズ性が高いのが特徴です。
RCDCにも出場可能で、もっとも平均的でスタンダードなドリフト用ラジコンです。

ヨコモ SD3.0

こちらは、2024年12月に発売された最新のシャーシであるSD3.0です。
RD2.0との違いは、最初からある程度アルミパーツや、カーボンシャーシが付属していて、
最大の違いはリアのギアボックス一帯の構造が根本的に違います。
RD2.0より精度高く、走行力を高めているシャーシです。
価格 | ¥75,000 |
ユーザーの数/情報量 | 少ない |
オプションパーツ | かなり多い(沼にハマるレベル) |
RCDC出場 | 可能 |
ヨコモ MD2.0

価格 | ¥120,000 |
ユーザーの数/情報量 | 少ない |
オプションパーツ | かなり多い(沼にハマるレベル) |
RCDC出場 | 可能 |
最も低価格!SAKURA D6 SPORT ドリフトカーキット

香港のメーカーのSAKURAから発売されているドリフトシャーシです。
価格 | ¥15,000 |
ユーザーの数/情報量 | 少ない |
オプションパーツ | 少ない |
RCDC出場 | 可能 |
2024年の10月に発売されたシャーシで、ユーザーの所持量も少ないシャーシです。
こちらのシャーシは、現在取り扱われているシャーシの中で最も値段が安いのが特徴です。
下記の記事内でとにかく安くドリラジを完成させる際にも登場しています。

SHIBATA GRK GS2 EVO
岐阜のタイヤメーカーであるSHIBATAから発売されているGRKです。
こちらの製品は現在ECサイトでの取り扱いがないため画像掲載していません。
価格 | ¥21,000 |
ユーザーの数/情報量 | 少ない |
オプションパーツ | かなり多い |
RCDC出場 | 可能 |
所持されている割合が少ないシャーシで、情報量も少ないです。
オプションパーツに関しては、かなり多くカスタマイズ性が高いのが特徴です。
RCDCにも出場可能で、こちらはSHIBATA GRK専用の大会も開催されています。
OVERDOSE GALM ver2.0 シャーシキット
こちらはドリラジで非常に有名な日本のメーカーのOVERDOSEのGALMです。
価格 | ¥51,700 |
ユーザーの数/情報量 | 多い |
オプションパーツ | かなり多い(沼) |
RCDC出場 | 可能 |
ダンパーのついている位置が特徴的なシャーシで値段は5万円程度と、ミドルクラスのシャーシです。
所持しているユーザーも多く、情報交換もしやすくオプションパーツも多いです。
オプションパーツのデザインも特徴的で、オリジナリティをだしたり、カスタマイズを楽しめるシャーシになっています。
RCDCのレギュレーションにも含まれていますので、大会を目指すこともできます。
アソシエイテッド DC10 ドリフトカーキット
こちらはラジコンを始めている方ならご存知のオンロード・バギーにも展開しているアソシエイテッドから発売されているDC10です。
価格 | ¥69,850 |
ユーザーの数/情報量 | かなり少ない |
オプションパーツ | 少ない |
RCDC出場 | 不可 |
しっかりと設計されたシャーシですが所有しているユーザーが少なく、オプションパーツも少なめです。
RCDCというドリラジの最も有名な大会のレギュレーションに、本シャーシは含まれていませんので大会目的でドリラジを始めようと考えている人は注意しましょう。
現行販売中のシャーシですが、入手しづらいシャーシです。
usukani RWD ドリフトカーキット
ヨコモのYD2というシャーシと同時代に発売していたシャーシです。
そこからモデルチェンジをしていないので少し設計が古い印象があります。
特にこのメーカーや、このシャーシに対して強い思い入れがないのであれば選択すべきではないシャーシだと思います。
価格 | ¥49,500 |
ユーザーの数/情報量 | かなり少ない |
オプションパーツ | なし |
RCDC出場 | 不可 |
また、上記の理由からオプションや情報も少なくドリラジを今から始める人にもおすすめできません。
また、RCDCのレギュレーションにも含まれていませんので大会に出場することもできません。
結論:RDX、RD2.0で始めるのがおすすめ
現行販売中の8社10種類のドリラジシャーシを紹介しました。
今現在のドリラジを牽引するのはReveDかヨコモの2社です。
シャーシ選びで悩んでいるならばRDXかRD2.0シャーシがおすすめです。
次点でおすすめできるのが、3RACINGのSAKURA D6です。
3RACINGが正式にRCDCのスポンサーとなったことで、大会にも出場できるようになり企業としての今後の取り組みが期待されているメーカーです。
今後情報量や所有量が増えていく可能性があるシャーシだからです。
一方で紹介したusukani,アソシエイテッドの2社から発売されているシャーシに関しては、購入をおすすめできません。
メーカーからだされている情報量も少なく、オプションパーツも少ないのでこのシャーシを購入するのはよほどの思い入れがない限りは手を出すべきではありません。
