今回は、ラジコンドリフト用のおすすめサーボを紹介します。
ずばりドリラジ用のおすすめサーボはReveDのRS-STです。

この記事では、その他のメーカーのドリラジ用のおすすめサーボと、
サーボ選びのポイントを解説しています。
初心者向けにラジドリ用サーボを選ぶ際は、速すぎず扱いやすいレスポンス・十分なトルク・耐久性・価格バランスがポイントです。
ここでは、実際に初心者が導入しやすく、ステップアップにも繋がるおすすめのサーボを選定しました。
ドリフト用サーボと市販のサーボの違いはなに?-そもそもの設計が違う

サーボに1万円も使わないといけないの!?
安いサーボも売ってるじゃん!

サーボの価格帯の違いは、明確な性能の差なんだ
ここからしっかり説明していくよ!
たしかに、中華製などの3000~5000円台で安価なサーボもあります。
特にそれらはオンロードラジコンの初心者によく使われていますし、安価にコストを抑えて始めたい気持ちもわかります。
しかし、ドリフトするにあたってサーボは心臓部分にあたりますのでサーボの性能の差は明確な走行性能の差に直結します。
ドリラジをするなら絶対にサーボとジャイロは良いものを買いましょう!
ドリフト用サーボとオンロード用などの市販のサーボの違いは、ざっくりいうとドリフト用サーボはドリフト特有の挙動に合わせて開発されているのでそもそも設計から違うということです。
性能の違い1:ハンチング抑制機能
まず一般のサーボとドリフト用サーボの違いですが、ハンチング抑制機能が搭載されています。
ハンチングとは、ジャイロが拾った細かな路面の振動がサーボの動きに反映されてしまうことを指します。
サーキットの路面は、肉眼では平面にみえていても若干の勾配や凹凸が生じています。
その路面の凹凸をジャイロが拾い、サーボに反映してしまうことで車体全体がガクガクと震えてしまいます。
ドリフト用サーボの場合、ハンチングに対する抑制機能が最初から搭載されていますのでハンチングが起きづらいです。
性能の違い2:サーボのなめらかさの違い
第2にサーボのなめらかさの違いがあります。
わかりやすくいうとハンドル操作をより鮮明に車体に表現しやすくなるということです。
オンロード用などの市販のサーボができる限りサーボ速度を追求(0.05sec/60°前後)しているのに対し、ドリフト用サーボではなめらかさを追求(0.07〜0.10sec/60°前後)しています。
これは、コーナー進入時に高速でサーボが動いてしまうとスピンしてしまうためサーボ速度をマイルドに設定しているのです。
性能の違い3:保持力の違い
次にサーボの保持力の違いです。
保持力とは、サーボのもつトルクのことです。
市販のサーボと違いドリフト用サーボは明確な保持力をもちます。
ドリフトの場合コーナリングの旋回中、車体が流される力をサーボだけで支える必要があるからので保持力が高く設定されています。
特に細かいカーブなどを曲がる際はサーボの保持力によって、車体の角度は保持されます。
これが安価なサーボを使うと車体の流れる力をサーボが保つことができず、オーバーステア状態でドリフトしていくことになってしまいます。
深くキレのあるラインを走行したいならドリフト用サーボは必須です。
性能の違い4:プログラム機能搭載
最後に、プログラム機能です。
オンロード用ではエキスパートにならなければサーボはニュートラルで使用することが多いです。
ドリフトの場合、サーキットの路面状況やどういったドリフトを追求するかのマシンセッティングによってサーボやジャイロを細かくセッティングすることが必要です。
ドリフト用サーボはプログラム変更可能なサーボとなっています。
これら4つの違いはそもそもドリフトとオンロード用などの用途が違いすぎるので、設計段階から違うので、ドリフトにはドリフト用サーボを使う必要があるということです。
各メーカーのおすすめサーボ紹介
ここからは、各メーカーのおすすめドリフト用サーボを紹介していきます。
もちろん、さきほどのサーボ選びのポイントを満たしているドリフト専用サーボです。
基本的には、ドリフトを始めるなら下記に記載したサーボのどれかから選んで始めていただくのが鉄板です。
また、サーボ選びで注意したいのは、ジャイロとサーボは同一メーカーで揃えましょう。
これらの理由については下記の記事で紹介しています。

各メーカーによって、性能の差は殆どありませんがサーボの動きの速さや、動く際の滑らかさに若干の違いがあります。
こればっかりは、個人のフィーリングや好みの部分が大きいので実際に使用している人のものを触らせてもらうしか方法がありません。
当サイトでは、サーボはReveDのRS-STを推奨しています。
動きもなめらかで、ドリフト用サーボのスタンダードモデルとして広く使われているので初心者にもおすすめできます。
ReveD:RS-ST

こちらはドリラジのスタンダードサーボの決定版ともいえるRS-STです。
価格は、9500円です。
定価が改定される前までは、高コスパモデルとして人気を博していたモデルで、所有者も多いスタンダードモデルです。
現在は定価が改定されて他のサーボと同等の価格帯になりましたが、
初心者には扱いやすく、流通量も多いので情報量も多くおすすめのモデルです。

ReveD:RS-ST Pro

次に紹介するのは、現行販売中のドリフト用サーボの最新モデルであるRS-ST PROです。
前述したRS-STのアップグレード版で、より細やかに、キレ・保持力がアップした製品となっています。
値段は21,000円と、サーボの中ではトップクラスの価格帯です。
大会などの参加を視野にいれているユーザーはRS-ST PROを最初から購入することをおすすめします。
サンワ:PGS-CL2 ドリフトセッティング

次に紹介するのは、サンワのPGS-CL2です。
オンロード・オフロード用の通常版とドリフトセッティングの2種類が販売しているので、ドリフトセッティングを買いましょう。
サンワのプロポを使用しているなら、ジャイロとサーボもサンワ製を使うのがおすすめです。
サンワにはSSLというサンワ独自のセッティングができるのが最大の特徴です。
そのSSLを使うためには、サーボとジャイロをサンワ製で統一する必要があります。
ヨコモ:SP03D-V2

ラジコンメーカーのヨコモがドリフト専用サーボとして販売しているのがSP03D-V2です。
こちらは、ヨコモのハイエンドサーボです。
廉価版としてSP02DV2という製品もあります。
SP02DV2に比べて性能が高くなっているのが特徴です。
SP02D V2を買うぐらいなら最初からSP03D V2を購入しておくことを強くおすすめします。
フタバ:HPS-CD701

双葉電子工業 (Futaba Denshi) HPS-CD701 ラジコン用サーボ HPS-CD701
こちらは、フタバのドリフト用サーボです。
定価設定で3万円を越えてしまうので初心者にはおすすめしません。
フタバは、他社メーカーに比べてメカ類(サーボ・ジャイロ・ESC)の価格がとても高いことが難点です。
メカ類をフタバで揃えるのは初心者には少しハードルが高いですが、今回はサーボ紹介の一環として紹介しています。
一方で、ある程度ラジコンをやり込んだ後、フタバ製ハイエンドプロポとフタバ製ジャイロを使用してドリフトを突き詰めていきたいならぜひとも使用したい一品です。
まとめ:サーボはドリラジの心臓部!初心者でもドリフト用サーボを買おう!
今回はサーボについて紹介してきました。
ドリフトの場合、サーボはジャイロと接続して使用するのでハンチング抑制機能とサーボの保持力が高く、レスポンスがマイルドなドリフト専用サーボである必要があります。
中華製やオンロード用などで安価なサーボなども販売していますが、ハンチングがでてしまってはまともに走行することすらできません。
サーボはドリラジの心臓部ですので、ジャイロとサーボはしっかりとお金をかけましょう!
当サイトではドリラジのスタンダードモデルであるRS-STを初心者にはおすすめしていますのでぜひ参考にしてください。

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