前回の記事では、おすすめのオンロード・オフロードラジコンを紹介しました。
今回はドリフト用ラジコンの入門用を紹介していきます。
ずばり初心者におすすめなドリフトラジコンは、
ReveDから発売されているRDXか、ヨコモから発売されているRD2.0です。
ReveD RDX(レーヴディー アールディーエックス)ドリフト用カーキット
RDXはセッティングがしやすく、初心が作ってもよく走ることで好評です。
RD2.0は、RDXより1万円安く、コストパフォーマンスが抜群の入門者の決定版です。
この記事では、こちらの製品とドリフト用ラジコン、通称ドリラジについて解説していきます。
ドリフトラジコン(通称:ドリラジ)について
ドリフトラジコンは操作が難しく、またラジコンに使用するメカ類も高価で、遊べる場所も限定されておりラジコンの中でも少しニッチなポジションに位置していました。
しかし、RDXとRDが発売されたことによって、比較的安価に始めることができるようになり
初心者でも扱いやすく、参入しやすくなりました。
また、初心者の参入が増えたことによって、プレイヤーの人口が増え始めているジャンルです。
ドリラジを始めるならサーキット走行を前提として考えよう
ドリフトラジコンをはじめる上で注意したいのが、
ドリフトラジコンはサーキットでの走行を前提としています。
そのため、屋外で使用すると故障したり、壊れる可能性があります。
ドリラジを始めるには、最初からラジコンのレベル設定をサーキット走行を前提として考えなくてはいけません。
もちろん、ドリフト用ラジコンをアスファルトや舗装道で野ラジで使用することは可能です。
しかし、ドリフト用ラジコンのメカ類は屋外での使用を前提としていないので、
粉塵やホコリなどに弱く、壊れる可能性があります。
始める前に、まずは自宅の近くにドリラジのサーキットがあるか調べてみよう
ドリラジの場合、前述のとおり屋外での使用を前提としていないため、
まずは自宅の近くにドリラジ用のサーキットがあるかどうかを調べるのが大事です。
サーキットに通うのに1時間も2時間も掛かっていてはハマれるものもハマれませんよね。
自宅のある都道府県の名前+ラジコン サーキットで検索してみましょう!
ドリフト用と記載のあるサーキットがあれば、ドリフト用ラジコンが走行可能です。
自宅の近くにサーキットがある場合でも、オンロード用や、オフロード用など種類がありますので注意してください。
こちらの外部サイトでは、各都道府県のラジコンサーキットの情報をまとめています。
是非参考にしてみてください。
どうしても自宅からサーキットまで遠い方や、頻繁に通うことが難しい状況の方は、屋外でも走らせることが可能で、比較的安価なバギーから始めてみるのはいかがでしょうか。
自宅の練習用としてトイラジを使う
うーん、自宅の近くにサーキットはあったけど、練習場所がないや。
いきなりサーキットにはいくのは不安だし・・・。
いきなりサーキットに行っても全然大丈夫なんだけど、たしかに不安だよね。
じゃあ室内練習用にトイラジのドリフトラジコンを使ってみるのはどうかな
そういった方は練習用として、トイドリを使ってみるのはいかがでしょうか。
ラジコンは大きくわけて3つの種類があります。
・お子様用のトイラジコン
・趣味としてのホビーラジコン
・サーキット走行用のRCカー ラジコン
お子さん用ではありますが、トイラジコンであれば全長が手のひらサイズで小さいので室内でも練習することはできます。
価格も4,000円程度だから初期の練習にはもってこいだね
あくまでこちらの商品は、”ドリフト”の練習用です。
実際のアクセル操作やハンドリングの操作は、1/10ドリフトとはかけ離れています。
しかし、お試し用として、ドリフトってどういうものなのかなと体験してみたい方にはおすすめです。
おすすめドリフトラジコン:ReveD RDX
まず最初におすすめするのが、ReveDのRDXです。
ReveD RDX(レーヴディー アールディーエックス)ドリフト用カーキット
ReveDはヨコモの開発チームが独立して立ち上げた会社です。
RDXは2024年3月に発売されました。
最大の特徴はアームとタイロッドの長さを固定式にしていることです。
これによって、説明書通りに組み立てるだけでドリフト走行に最適な足回りを再現することができます。
このタイロッドとアームが固定式になっている点が特に初心者におすすめできるポイントです。
RDXは組み立てただけでもよく走ることで好評だよ!
おすすめドリフトラジコン2:ヨコモ RD2.0
こちらはヨコモのRD(ルーキードリフト)2.0です。
名前の通りルーキー(新人)向けのキットとなっています。
こちらも組んだだけでよく走ることで非常に好評なシャーシです。
RDXとの違いは、タイロッドとアームはターンバックル式になっていますのでノギスを使ってキチンと組み立てることが大前提となります。
RD2.0のおすすめポイントは組み立てやすさと価格の安さです。
RDXが3万円なのに対し、RD2.0はジャイロ付きで23000円で購入できます。
セッティングならRDX,価格をとるならRD2.0
上記で紹介したドリラジシャーシがもっとも初心者におすすめな商品です。
まだ初めてもいないのにどっちを選んだらいいかわからないよ。
OK!じゃあざっくりとした選択の方法を紹介するね
組み立てが不安な人におすすめ・セッティングがしやすいのはRDX。
価格が安い・カスタマイズの伸び代をとるならRD2.0。
この2つのシャーシに関しては甲乙つけがたいですし、
どちらもかなり人気で定評のあるシャーシです。
はっきりいうとどっちを選んで頂いても最良の選択です。
他のシャーシはダメなの?
今回はRDX,RD2.0を重点的に紹介させていただきました。
ほかにもいっぱいシャーシはあるじゃん!
ぼくはみんなの知らないシャーシを使って、ごぼう抜きしたいんだ!
そう考える気持ちもわかりますが、実際はとても大きな壁が存在します。
RDXとRD2.0をおすすめしている理由は2点あります。
・既存ユーザーから好評で初心者へのお墨付きが多い
・既存ユーザーでも所持している。
この2点がRDX、RD2.0がおすすめできる理由です。
なぜこの2点が重要なのかというと、
初心者にとって、最初の1台をキチンと組むことドリラジが最大の壁になるからです。
そのため、
・情報・パーツの流通量が多い
・先輩ユーザーに車検してもらったり、相談してもらえる環境が整っている
という点でRDX,RD2.0をおすすめしています。
他のシャーシでドリフトを始めることももちろん可能です。
しかし、自分の通うサーキットでそのシャーシを使っている人がいない場合、
誰にも相談できませんしアドバイスを求めることもできないのです。
初心者に最もありがちなのが、組み違えや各部のパーツの長さが違うという初歩的なミスです。
そういった簡単なミスですら気づけないのが初心者ですから、
他の人がみて分かってもらえるように売れている商品をおすすめしています。
ちなみに、先生もメカの設定を間違えた状態でサーキットで走らせていたところを先輩のユーザーに指摘をもらって直すことができたことがあったんだ。
その人にそのまま車体を調べてもらって、組み間違えているところを教えてもらったことがあるよ。
こういった簡単なミスや組み間違いでも初心者の頃には気付けないから、ラジコンを始めるならできれば入門向けシャーシからスタートするのがおすすめだよ。
おすすめドリフトラジコン3:ヨコモ RD2.0ドリフトパッケージ
こちらは上で紹介したRD2.0の組み立て済みセットです。
ドリフト用27ターンモーター
ドリフト専用 ステアリングジャイロ搭載済み
充電式バッテリー
USB 充電器
塗装済みボディ
ドリフト専用タイヤ & ホイール
上記が付属していますので、あとはサーボとESCを購入すれば簡単に走らせることができます。
どうしても時間がない人、組み立て・塗装に不安がある人はこちらでも良いでしょう。
しかし、自分で組み立てていないのでメンテナンスする際に困る可能性があるので可能であれば組み立てキットを購入することをおすすめします。
始める上で、シャーシ以外に必要なもの
え!キットを買うだけじゃ始められないの!?
残念ながら、キットはあくまでシャーシの部分だけだよ。
走らせるためにはもう少し準備が必要だよ
上でご紹介したラジコンは、シャーシの組み立てキットになっています。
そのため、メカ類と呼ばれるラジコンを動かす動力部を準備しないといけません。
この動力部として送信機、受信機、ESC、サーボ、モーター、バッテリーが必要です。
そして、ドリフトをするためにジャイロというカウンターステアをあててくれるジャイロも必要になります。
バッテリーとモーターはともかく、それ以外は全然わからないや。
あとジャイロって機械も必要なんだね。
大丈夫!これから詳しく説明していくよ。
それぞれの名称と役割を理解することが大事だよ。
ここからはそれらメカニクスの役割とおすすめの商品を紹介していきます。
送信機(プロポ)
送信機は通称プロポと呼ばれています。
ラジコンを前後左右に動かすコントローラーが送信機(プロポ)です。
現在は上の画像のように、
ホイールを回転させてステアリング操作するホイールタイプが主流です。
サンワ・フタバの2社がラジコンカーの代表的なプロポメーカーです。
注意点:送信機(プロポ)と受信機が同じメーカーじゃないと稼動しない
これらメカニクス選びで一番注意しなければいけないのが、
送信機(プロポ)と受信機は同じメーカーじゃないと動きません。
送信機(プロポ)と受信機はセットだと思って頂ければ大丈夫です。
逆に、サーボやESC、モーターはそれぞれが別々のメーカーのものでも動きます。
例えば、送信機(プロポ)がサンワ製、受信機がフタバ製だと動かせません。
逆に、送信機(プロポ)がサンワ製、受信機がサンワ製、
ESCがヨコモ製、サーボがサンワ製、モーターがタミヤ製でも、
送信機と受信機が同一メーカーなのでラジコンを動かすことができます。
受信機
送信機(プロポ)からの電波を受け、ラジコンの操作をマシンに伝える機械が受信機です。
使用している送信機(プロポ)と必ず同じメーカーのものを使用しましょう。
新品のプロポを購入する際は、必ず受信機が付属しているセットを購入してください。
ドリラジを始めるなら3CH設定以上のプロポが必須
ドリラジを始めるなら、3ch設定以上のプロポは必須です。
ドリラジは、メカ類に使う電力が大きく、接続する機械類も多いです。
そのため冷却用のファンだったり、SSLという受信機の接続箇所が指定されている端子があったりと続けていくとどんどんと接続するメカ類が増えていきます。
費用を抑えて、タミヤのファインスペックで始めたい気持ちもわかりますが、
後々買い替える必要が必ずでてきますので、最初からプロポはしっかりとしたものを購入しましょう。
ESC(アンプ)
受信機から発せられた電気信号を受け車を前後に動かす機械をESC(通称アンプ)といいます。
ESCはElectric Speed Controllerの略で電気速度制御装置の意味です。
受信機から送られてきた動きをラジコンに反映させる役割を担います。
サーボ
受信機から発せられた信号を受けて、右左にタイヤを動かす役割の機械がサーボです。
ドリラジを始める場合、初心者でもジャイロとサーボはちゃんとしたものを買おう!
ドリフトラジコンの場合、初心者でもサーボとジャイロだけはちゃんとしたものを選びましょう。
なぜなら、ドリフトはマシンのハンドルを大きく切ることでタイルの上を滑らせることで走行します。
その際、サーボの力や反応速度が弱いとスピンしてしまったり、サーボの軸が折れてしまう可能性があるからです。
そうならないように、高トルクでメタルギアの反応速度のちゃんとしているサーボがおすすめです。
最近では、ドリフトサーボという名称のサーボも発売しています。
モーター
ESCが受けた電気信号を受けて、モーターが回ることで前や後ろに進みます。
モーターには2種類ありブラシタイプと、ブラシレスタイプがあります。
ブラシタイプは消耗品でメンテナンスが必要ですが価格がかなり安いです(1000円〜)
ブラシレスタイプはメンテナンスがラクですが価格が高いです。(6000円〜)
ドリラジをするには、ESCがブラシレスタイプが殆どですので必然的にブラシレスモーターを選択することになります。
バッテリー
ラジコンに使用するバッテリーは大きくわけて4種類あります。
ニッカドバッテリー |
ニッケル水素バッテリー |
リフェバッテリー |
リポバッテリー |
それぞれに特徴がありますが、
初心者でもラジドリをするならリポバッテリーがおすすめです。
扱いを誤ると爆発や発火する可能性があります。
ええ!爆発!?そんなの使ってられないよ!
大丈夫!
万が一の危険のために発火のリスクを大きく伝えているだけで、キチンと管理・保管すれば発火や爆発の心配はないから安心して!
リポバッテリーは、大容量で高電圧なのが特徴でドリラジに必要な出力を満たせるので最初からリポバッテリーを購入することをおすすめします。
バッテリーの取り扱いや特徴は下記の記事で紹介しています。
ジャイロ
ドリフトラジコンの場合、受信機とサーボの間にジャイロという機械を入れます。
ジャイロとは車のヨー(スピンする力)に反応してカウンターステアをあてる役割を担います。
人間の操作を伝えるサーボと、それを補助する役割のジャイロのふたつが
ラジドリの場合かなり重要になってきます。
なるほど!だからサーボとジャイロはちゃんとしたものを買った方がいいんだね!
そういうこと!あとでおすすめの商品を教えるね
RDXで始める人向けの購入リスト
ここからはRDXとRD2.0のパターン別で購入リストを紹介していきます。
今後の買い直しなどはせずに、初期投資でちゃんとやりたい人を対象に選定しています。
シャーシとプロポをあわせた初期費用はざっと10万円程度です。
必要なものは、シャーシ、ボディ、スプレー、プロポ、受信機、サーボ、モーター、ESC、ジャイロ、タイヤ、ホイール、バッテリーと充電器の11点です。
RDX(シャーシ)
ReveD RDX(レーヴディー アールディーエックス)ドリフト用カーキット
お好きなドリフト用ラジコンボディ
ドリラジのシャーシキットにはボディが含まれていませんので、別途ご自分で用意する必要があります。
ABCホビー、パンドラなどから発売されているドリフト用ラジコンを購入するのがおすすめです。
「ドリフト ラジコン ボディ」などで検索するとラジコンショップのサイトがでてくるのでそちらから購入してください
ポリカーボネードスプレー
ボディを塗装するためのスプレーです。
ボディを購入したら、透明のポリカーボネードのボディが入っています。
このボディを自分で塗装する際に必要なのが、ポリカーボネードスプレーです。
必ずポリカーボネード用のスプレーを使用して塗装してください。
プラスチックスプレーやタミヤスプレーで塗装した場合、
塗膜が固いので、ボディに衝撃が加わった際に塗装が剥がれ落ちてしまいます。
ポリカーボネードスプレーであれば塗膜が柔らかく、
多少のクラッシュであれば追従して曲がってくれるので塗装が落ちません。
ポリカーボネードスプレーはダマになりやすく、
一気に吹き付けるとムラになりやすいです。
初めて塗装する際は、単色での塗装がおすすめです。
蛍光色やメタリック系の塗装はかっこいいですが、塗りムラになりやすくムラも目立ちますので、最初の一台は単色での塗装を強くおすすめします。
フタバ T4PM Plus(プロポ)
プロポに関しては、T4PM Plusが一番おすすめです。
プロポは一度買ったらずっと使い続けるものなので初期投資はしっかりとかけた方がいいです。
しかし、流石に値段もしますのでもう少し価格を抑えたいのであればフタバの3PVが良いでしょう。
ドリラジをする上では、液晶画面で設定を調整できるプロポは必須です。
最低でもEPAとサブトリムを調整できる機能が必要です。
プロポについて、詳しくは下記の記事で紹介しています。
Reve D RD Spec BREVE RE-BRV(ESC)
ReveDから発売されているESCです。
ターボとブーストが最初から搭載されています。
少し値段が張りますがレベルアップしていっても、今後買い換える必要のないESCです。
お値段が若干高めなので、RD2.0のリストで紹介しているBL-EP6を購入するのもありです。
ReveD RS-ST(サーボ)
ReveDのサーボです。
初心者から上級者まで安心して使えるサーボです。
下記でのRD2.0のリストで紹介しているヨコモのサーボでも大丈夫です。
今回はシャーシをRDXで想定しているので、シャーシとサーボのメーカーを合わせてみました。
ヨコモ ZERO 3 ブラシレスモーター13.5T センサー付(モーター)
ヨコモ ZERO 3 ブラシレスモーター13.5T センサー付
初心者におすすめな比較的安価なブラシレスモーター。
コードがついているので取り付けも簡単で、ターン数もほどよいです。
モーターにはコード付きとコードなしの2種類があります。
コードなしのものはハンダつけが必要になりますので、
初心者はかならずコードタイプを買いましょう
初心者の場合、まずはグリップ走行が前提になるので17.5T〜13.5Tぐらいのモーターから始めるのが良いでしょう。
ReveD REVOX(ジャイロ)
ジャイロもReveDからチョイスしました。
こちらもお値段が張りますので、コスパの良いモデルのヨコモのYG-302 V2でも大丈夫です。
RD2.0で始めたい人向け購入リスト
ここからはRD2.0で始めたい人向けのリストを紹介していきます。
RD2.0の最大のメリットはコストパフォーマンスです。
そのため、このリストではコスパの良い製品を選んでみました。
必要なのは、
シャーシ、ボディ、スプレー、プロポ、ESC、サーボ、ジャイロ、タイヤ、ホイールです。
他にバッテリーと充電器を揃えれば始めることができます。
ヨコモ RD2.0ジャイロ付き(シャーシ)
ドリフト用ラジコンボディ
ドリラジのシャーシはボディが含まれていませんので、別途ご自分で用意する必要があります。
注意点としては、ドリフト用ラジコンのボディは幅が200mm程度必要になります。
ABCホビー、パンドラなどから発売されているドリフト用ラジコンを購入するのがおすすめです。
ポリカーボネードスプレー
ボディを塗装するためのスプレーです。
必ずポリカーボネード用のスプレーを使用して塗装してください。
サンワ MT-R(プロポ)
今回は、エントリー用プロポとしてサンワのMT-Rを紹介しています。
上で紹介したように一番おすすめなのはフタバ 4PM Plusです。
今回はコストメリットを重視してエントリープロポを紹介しています。
ヨコモ BL-EP6(ESC)
こちらはヨコモの入門用ESCです。
プログラムカードも付属し、ESC本体に電源スイッチが配置されておりかなりコスパの良いESCです。
初心者から中級者まではこのESC一台で十分な性能があります。
ヨコモ SP-03D V2(サーボ)
ヨコモから発売されているデジタルサーボです。
サーボはヨコモのSP-03D V2がコスパが良いです。
このセットではサーボ、ESC、シャーシ、ジャイロをヨコモ製で統一しています!
タミヤ 15.5T(ブラシレスモーター)
安価で求めやすく、超取り扱いやすいコスパの良いブラシレスモーターです。
初心者には十分な性能ですが、ドリラジを続けていくと買い替える必要があります。
ブラシレスモーターを始めて扱うなら、まずはこれから始めるのがいいでしょう。
ヨコモ YG-302V2(ジャイロ)
初心者用ジャイロはこれ一択!
価格・性能・扱いやすさどれをとってもピカイチでラジドリ初心者に最もおすすめできるジャイロです。
RD2.0には、ジャイロ付きセットとそうでないものがあります。
ジャイロ付きセットにはこのジャイロが付属しているので、ジャイロ付きのRD2.0を購入しましょう
バッテリーと充電器について
こちらはRDX,RD2.0どちらを買っても必要なバッテリーと充電器です。
バッテリーは角型ショートタイプと呼ばれるリポバッテリーをおすすめしています。
リポバッテリーを充電する際にはリポバッグと呼ばれる防炎バッグを使用して充電する必要がありますので、
リポバッグも必ず購入しましょう。
ハイテック X1-POCKET2(充電器)
こちらの充電器は、初心者・入門者の決定版ともいえる充電器です。
充電だけでなく、放電機能もついておりラジコン用バッテリー全てに使用することができます。
ハイテック リポバッテリー
こちらもリポバッテリーなら誰しもが一度は使ったことのあるハイテックのリポバッテリーです。
4200mAhありますので、ESCとサーボを接続しただけのマシンなら1時間程度は走行が可能です。
片方を充電しながら、片方を使用するといった使い方ができるように、
最初から2個購入しておくことをおすすめします。
リポバッテリーの充電に必要なケーブル
ディーンズコネクター充電用
バランス変換ボード・バランスコード
リポバッテリーは使用した後に、満充電の状態で保管したり、充電がない状態で保管するとバッテリーが消耗したり発火する恐れがあります。
それらを抑えるために、使用後にバランスチャージという充放電を行う際に必要なケーブルです。
こちらは充電器を購入した際に付属していませんので、必ず一緒に購入しておきましょう。
リポバッグ(防炎バッグ)
リポバッグに関しては、各メーカーからおしゃれなものからカッコいいものまで取り揃えてありますので、自分の気に入ったものを使用していただいて大丈夫です。
今回は最低限の機能のある安価なものを選びました。
ラジコンを組み立てる際に必要なツール
ここからは、ラジコンを組み立てる際に必要なツールを紹介していきます。
RCツール8本セット、曲線バサミは必須です。
特にRD2.0を購入される方は、ノギスも必須になるので必ず準備しておきましょう。
製作に必要なツールを詳しく知りたい方は下記の記事で別途紹介しています。
タミヤ RCツール 8本セット
こちらのRCツール ドライバーセットが絶対に必要です。
ご自宅にドライバーや、六角ナットがあるから大丈夫だと思うかもしれません。
しかし、ラジコンには細かいネジの入り組んだ箇所にねじ止めするなどの作業が発生します。
そういったネジを締める際に必ず柄の長さや軸の細さが重要になってきます。
買っておいて損のないツールですので是非購入をおすすめします。
曲線ハサミ
ポリカーボネードのボディを切る時に使用します。
刃先の2mm程度を使用して、細かく動かしながらカットするのに向いています。
直線の大きい部分はカッターで切って、角の出ている部分や曲線部分をこのハサミでカットします。
わざわざこんなハサミまで買わないとダメなの?
ご自宅にあるようなハサミで十分だと考えるかもしれません。
しかし、通常のハサミだと刃先が長いので、
入り組んだ箇所をカットする際に刃先がボディに当たってしまってボディに傷をつけたり、
カットしない箇所も切断してしまう恐れがあります。
ラジコンを自分で組み立てるなら必須アイテムです。
ノギス
ノギスもラジコン制作で必須のツールです。
ターンバックルや、各所の長さを測ったり、メンテナンスの時にも使います。
ラジコンの説明書には実寸の記載された図が記載されていますが、
ノギスがない場合、いちいちこの図に照らし合わせて作らなければなりません。
アライメントといって、各部位が対称になるようにキチンと作り込むことが大前提ですのでノギスは必ず準備しましょう。
おすすめはパーツを挟んだらその位置でデジタル表示されるタイプ。
最近はデジタル表示のノギスも千円台で購入できるようになりました。
ドリラジの醍醐味:1台を作り込んでいく
ドリラジだけでなく、ラジコンの醍醐味ですが1台を丁寧に自分で作り込んでいくのが最大の醍醐味です。
その1台の作り込みに関しては、特にドリラジユーザーに顕著なように思います。
ドリフト用ラジコンの場合、ボディをさまざまな方法で塗装したり、内装やランプにこだわったりなど自室に飾ってスケールモデルとしての楽しむ1面もあります。
各駆動部の色を変えたりなどファッション性の部分にこだわるユーザーも多いです。
そういったスケールモデルとしてのラジコンの楽しみ方ができるのもドリラジの特徴の1つです。
塗装するのも初めてだし・・・、僕にできるかなぁ?
大丈夫、初めた時はみんな初心者だったんだ。
一歩一歩確実にステップアップしていけば、すぐ上手くなれるよ
結論:ドリラジ初心者の最初の一台はRDXか、RD2.0で決まり!
ラジドリ初心者の最初の1台と各メカ類を紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
初心者にもっともおすすめできるドリラジはRDXか、RD2.0です。
この2つのシャーシの違いは、価格とセッティングのしやすさです。
セッティングがしやすく、特に何もいじる必要がないほど完成度が高いのがRDX。
価格がお求めやすく、カスタムの伸び代もあるRD2.0。
正直にいうと、この2つは甲乙つけがたくどっちを選んでいただいても問題ないほど完成度の高い2台です。
この記事を読んで、実際に触れて頂いてドリラジの魅力にハマっていただけたら嬉しいです。
ちょっと大変そうだけど、僕もRD2.0から始めてみるよ!